北九州市門司区の地域墓地にて、東京にお住まいのお客様よりお墓じまいのご依頼
ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。北九州・京築エリアにてお墓や石材に関するお仕事をさせていただいております、ひびき工房です。今回は、北九州市門司区にある地域墓地にて、東京にお住まいのお客様よりお墓じまいのご依頼をいただきましたので、ご紹介いたします。
お墓じまい 門司区地域墓地
東京にお住まいのお客様より、ホームページからメールでお問い合わせいただきました。ご高齢のお客様で、お墓を守っていく方がいらっしゃらないため、お墓じまいをご希望でしたが、「もうずいぶん北九州には帰っておらず、お墓の場所も正確にはわからない」と不安なご様子でした。
何度か現状確認に向かったのですが、場所の特定が難しく、最終的には郵送でお手紙や地図のやり取りをさせていただき、お客様にも北九州までお越しいただくことになりました。ご親戚の方々と一緒に現地へ向かい、ようやくお墓を見つけることができました。
お墓があったのは、北九州市門司区の山手にある地域墓地です。門司区は坂道や山林の中にある墓地が多く、こちらも車を停めてから徒歩で10分ほど山道を登っていく必要があります。
竹林と住宅の隙間を抜けて、さらに奥へと進んでいきます。


進んでいくと、こうした自然の石を利用した階段もありました。まわりにお墓もありますが、お客様のお墓はさらに奥にありました。
さらに進んでいくと、草木が生い茂っている場所に出ました。この奥に目指すお墓があります。
こちらが確認したときのお写真です。お客様の記憶では「バス停の近く」とのことでしたが、当時とは周りの状況も変わっていたようで、今ではここにお墓があるとは一見してわかりにくい状況になっていました。お墓の正面の文字や建立者の方のお名前などを確認し、間違いなくお客様のお墓であることが特定できました。
草木を刈り払い、工事の準備が整いました。細かい加工も見られる、とても立派なお墓です。
工事が始まりました。今回の現場は山の中腹にあり、重機やトラックが入ることができません。そのため、すべて手作業での解体となります。
石材をそのまま運ぶことはできないため、現地で石を小割にしていきます。ドリルで穴を開け、セリ矢という道具を使って石を割っていきます。
お墓の下の土の中から、骨甕(お骨壺)がひとつ出てきました。長年土の中にあったため、慎重に取り出し作業を行います。


小割にした石材を運び出します。一輪車も使えないような道ですので、職人が一つ一つ手で抱えて運びました。足場の悪い山道も何度も往復して運び出しました。
徒歩で10分ほどの距離にあるトラックまで運び、積み込みを行いました。かなりの量になりますが、すべて手作業で搬出を完了しました。
工事完了です。全てのお墓の部材を撤去し、更地に戻しました。最後に真砂土を敷いて表面をきれいに整えます。
工事完了後、お客様には作業報告書を郵送し、写真にてご確認いただきました。お客様からは「お墓がきれいに閉じられて安心しました」とのお言葉をいただき、長く気がかりだったことに一区切りつけられたご様子でした。また、取り出したご遺骨は、ご先祖様が門司の方だったということもあり、門司区内の永代供養墓へ納骨されることになりました。ご納骨の際には東京からお客様もお越しになり、お手伝いをさせていただきました。7,8年ほど前からずっと悩まれていたそうで、このたびお墓じまいが無事に終わり、安心していただけて本当によかったです。数ある石材店の中から当社にお任せいただきまして、誠にありがとうございました。
遠方にお住まいで、お墓の場所がわからなくなってしまったというご相談も、実は少なくありません。当社では事前のお墓の確認はスタッフのみでも行っておりますが、その際は必ずお写真を撮って、間違いがないかどうか、お客様にもご確認をいただいています。心残りのないお墓じまいになりますようご一緒にお手伝いをさせていただきますので、お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。




